お知らせ

『第14回ミュージアムの集い』開催いたします。

『第14回徳川ミュージアムの集い』開催いたします。
今回は、「『プリンス・トクガワ』昭武の冒険」をテーマに日本政治思想史の研究者として著名な大学法政 法学部 河野有理教授にわかりやすくて面白いおはなしをお願いいたしました。

1867年、パリはシャン・ド・マルスで開催された万国博覧会に派遣されたのは、徳川慶喜の弟・昭武でした。王政復古まであと一年。滅亡を運命づけられていた旧体制の最後の悪あがきを象徴する一エピソードにすぎない——一見するとそのように見えます。

ですが、本当にそうでしょうか。当時の万国博覧会は、サンシモン主義を奉じる皇帝ナポレオン三世の夢と野望の具現化でした。欧州の覇者を自負し、東洋の覇権をめぐって英国と激しく争う彼が主催したこの催しの会期中、パリの夜は華麗な外交戦の舞台ともなりました。他方、将軍職に就いたばかりの徳川慶喜もまた大胆な国制転換を成し遂げ、〈徳川による近代化〉を主導する気概に溢れていました。この時期の徳川政権が一貫して衰亡に向かいつつあったという「史観」は結果から逆算した後知恵にすぎません。慶喜はフランスと提携することで反転攻勢の機会をうかがっていました。そんな彼の名代として派遣された昭武の目的が単に物見遊山ではなかったのは当然です。欧州列強の指導層と交際し、その富強の秘密に学ぶこと。彼らの役割はそのわずか四年後に組織される岩倉使節団ともおそらくよく似ていました。

今回の講演では、この「プリンス・トクガワ」昭武の姿に、昭武に随行してフランスに渡った渋沢栄一の目を借りつつ、いまいちどスポットライトを当ててみたいと思います。

 

日時: 2026年10月31日(土)11時30分から15時(11時から受付開始)

場所: 霞会館(東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング34階)

会費: 15,000円(立食式昼食を含む/税込)

講師: 法政大学 法学部 教授 河野有理

演題: 「『プリンス・トクガワ』昭武の冒険」

申し込み期間:友の会会員優先申込期間は9月18日(金)まで、9月19日(土)から一般申込開始 ※定員になり次第終了(先着100名様)

申込方法: 申込用紙にご記入の上、「ミュージアムの集い申し込み」と氏名を記載の上、メールで下記あてお送りください。入金をもちまして予約を確定させて頂きます。領収書の必要な方は、領収書宛名も申込書の通信欄にご記入ください。領収書は当日会場でお渡しします。
メールアドレス: museum@tokugawa.gr.jp

申込用紙:http://www.tokugawa.gr.jp/wp-content/uploads/2026/09/4c3d48d2a969848c285bde8606f3fcd2.doc

 

会費の事前お振込みをお願いします。当日会場でのお支払いはできません。
当日、お振込み控えをご持参ください。
振込先: 三菱東京UFJ銀行 目黒駅前支店 普通 0065679
公益(こうえき)財団(ざいだん)法人(ほうじん)徳川(とくがわ)ミュージアム(みゅーじあむ) 理事長(りじちょう) 德(とく)川(がわ)斉(なり)正(まさ)

ドレスコード:スマートカジュアル(上着をご着用ください)

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