報道等でご承知の通り、3月11日の本震とその後の度重なる余震により、財団が所有、管理する博物館施設、史跡も多大なる被害を受けました。皆様から寄せられた励ましのお言葉や多くのご支援に対し、財団を代表して、厚く御礼を申し上げます。
今回の震災は財団法人水府明徳会が、「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」など三法の公布に沿って、内閣府に対し民法特例法人から公益財団法人へ移行認定の申請中の被災でございました。
震災直後の平成23年3月24日付けで内閣総理大臣より認定をいただくことが出来ましたことは、大きな励みとなりました。
昭和42年の設立より44年目の平成23年3月31日に財団法人水府明徳会は解散し、4月1日から公益財団法人徳川ミュージアム(Public Interest Incorporated Foundation The Tokugawa Museum)と名称も改め、新たな出発をさせていただくこととなりました。これと同時に展示館である彰考館徳川博物館は「徳川ミュージアム」、彰考館徳川博物館分館・西山荘は「徳川ミュージアム分館・西山荘」、東京レファレンスルームは「彰考館レファレンスルーム」と名称を改めました。
生まれ変わった徳川ミュージアムの最初の課題は、震災からの復興です。財団では、公益法人移行により、友の会やご寄附をお寄せいただいた皆様がその額に応じて所得控除や法人税の損金算入いただけるようになりましたことをご案内申し上げるとともに、真の公益のためにその活動の対象を所有する文化財以外にも広げ、被災したすべての文化財の保存修復に役立てたいと考えております。
我々日本人の心の支えである、我国独特の文化を復興し、全世界に再び発信することが、日本が負った深い痛手から立ち直ったことの証にもなると考えております。
役職員一同気持ちを新たに鋭意努力して参る所存でございますので、皆様方には倍旧のご支援を賜りますよう伏してお願い申し上げます。
水戸徳川家15代当主| 評議員 |
雨貝二郎 鬼沢一彦 島津久永 竹内順一 田中秀隆 鶴田卓彦 樋口公啓 松平秀久 |
| 相談役 |
猪瀬直樹 小山敬次郎 千住 博 徳川恒孝 |
| 副理事長 | 徳川斉英 |
| 業務執行理事 | 仁平圀雄 |
| 理事 |
石原信雄 大橋洋治 狩野 安 関 正夫 鳥居泰彦 福澤 武 |
| 監事 |
大久保和孝 柳澤伯夫 |